Diary

@ssig33

28 Feb 2019 Thu 15:40

cookpad TechConf 2019 にいってきた

面白かった、参考になったトーク

スライドとかは Qiita に cookpad がまとめを作っています

藤井 謙士朗 - 新規サービス開発を加速させる技術とデザイン

このサービスについて、エンジニア視点で書かれた紹介記事はあって Firebaseでバックエンドエンジニア不在のアプリ開発 クックパッドが体感した、メリットと課題 これは結構面白い記事で、レスとしてこんなものを書いたりした。

KomercoではReactでWebの管理画面やティザー画面を作っていて、デザイナーがコードを書いているので、フロントエンジニアもいないんです

と何事もないかのように書かれているところに実際何があるかをデザイナーが何をしているかというのをデザイナー視点で話していた。紹介されているツールや技法は非常に興味深い一方で、

というような一面があったことも否めない。ただ強いデザイナーは強いのでどのように採用するかとか育成するかとかそういうことは常に考えたほうがいいんでしょうね。

水谷 正慶 - スケーラブルなセキュリティ監視基盤の作り方

大企業におけるセキュリティの実務の実際を何一つ知らないので聞いてもへぇとしかならないのだけど、既存の業務においてとにかく膨大な量の手作業がつまっていることはなんとなく感じられた。

リスク評価を Lambda に置いた Go で書かれたプログラムでやってることぐらいしか正直伝わってこなかったんだけど、膨大な手作業をこなしているであろうチームがこうした施策を積極的に取り組んでいることに強い敬意を覚えた次第。俺には無理だわ。

宇津 宏一 - 新規アプリ開発を支えるユーザ・決済基盤

社内向けの基盤みたいなのは非常に大変だろうし、 cookpad もガラケー時代から連綿と伝わるユーザー基盤、決済基盤などがあるなかでこういう作業をやっていくのは本当に大変なことだろうと思う。とにかく大変そう。

その他

https://tabedori.jp/ のたけのこ鳥みたいなキャラがかわいい。

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ダメだこりゃというやつ

宇野 雄 - クックパッドが目指す、これからのデザインとプロダクトのあり方

2 月入社の方がクックパッドはダメですという話をして、ひたすら抽象的なトークをするというセッション。「私がクックパッドのデザインプロセスを破壊します」という話をこの人がしたあと、そのあとべつのデザイナーが「既存のクックパッドのデザインプロセスを紹介します」というトークの構成になっていて、当初は聞いていて「これ宇野さんの後の話なんの意味もないよね」と思っていたのだがまあいろいろあるらしいです。

成田 一生 - 基調講演

これは非常に悪いと感じた。「クックパッドは料理を楽しくする会社で、地球人がみな料理を楽しめるようにすることが目的」という内容だった。

この問題について、この基調講演でも触れられていたが、貧困により、料理をせざるを得ない人達というのがいることが「料理が楽しくない」ということの本質的な原因であろうと思う。この問題を解決するにあたって、今クックパッドが取り組んでいる「料理のプロセスを改善する」という方法は殆ど無意味なのではないか。

料理というプロセスがどれだけ改善されたところで、そもそも料理をしたくない人がせざるを得ないという状況があるかぎり、どうにもならない。

この基調講演において「健康的な食事を外食ですることは高い」という問題が触れられていたが、健康的な食事を安価に手に入れられるようになるか、地球人がみな豊かになるかすればいいわけで、農業とかエネルギーとかそういった問題に取り組んだほうが「みなが料理を楽しめる」という状態に早く近付けるのではないか。

LT

内容はすごくよかったのだけど、採用イベントで来場者を床にころがすのが適切かどうかについてはじっくり考えてほしい。会場の問題などいろいろあるのでこのあたり難しいことなのは分かっているつもりですが、、、

というわけなので義務は果した。